夜職×年金・社会保険|将来いくらもらえる? “知らなかった”では済まされない話【FP監修】

「私、年金入ってないかも…」と気づいたときがスタートです

キャバ嬢や夜職をしていると、年金や社会保険に加入していないケースが意外と多くあります。
「税金とか年金とか、バレたら怖いから…」と先延ばしにしがちですが、将来もらえる金額に大きく影響する大切な話。

この記事では、元黒服で現FPの筆者が
・夜職に多い未加入パターン
・将来もらえる年金のリアル
・今からできる老後資金の対策

をわかりやすく解説します。

夜職の社会保険・年金のリアル

①「個人事業主扱い」だから加入義務は自己責任

キャバ嬢などの業務委託や日払いバイトでは、会社側が社会保険をかけていない場合が多いです。
この場合、自分で「国民年金・国民健康保険」に加入する必要があります。

② 未加入のまま放置すると、将来はどうなる?

国民年金に未加入・未納のままだと…

  • 将来もらえる年金がゼロになる(10年以上未納)
  • 病気や事故で障害年金がもらえない
  • 老後の生活保護に頼るリスクが上がる

▶ 税金・申告の基本を知りたい方はこちら

年金って結局いくらもらえるの?

現在の国民年金だけでは、満額でも月6.5万円程度
生活に必要な金額(月15〜20万円)には到底足りません。

しかも未納期間があるとこの金額すら減っていきます。

▶ 足りない老後資金をカバーする方法を知る

今からできる3つの対策|“知らなかった”で済まない前に

①「ねんきんネット」で加入状況を確認

自分がどのくらい年金に加入しているのか、未納はあるのかを調べましょう。
ねんきんネット(公式)

② 老後資金を自分でつくる|iDeCoや積立NISA

将来の年金だけに頼るのではなく、今のうちに月1万円からでも「自分年金」を始めるのがポイントです。

【ストーリー】「年金なんて気にしてなかった」30代前半で気づいた“穴”

美咲さん(仮名・34歳)は、22歳からキャバクラで働き始めました。
指名も多く、月50万円以上の収入をキープしてきた彼女。税金や保険の話は「面倒で怖い」とスルーしてきたそうです。

「店で“年金なんか払わなくてもいいよ”って言われてたし、気にしてなかったんです。
でも30代になって、ふと“私って老後どうなるんだろう…”って思って。ネットで調べたら“年金ゼロの可能性がある”って出てきて、冷や汗が出ました。」

彼女はその後、自分の加入記録を「ねんきんネット」で確認。
10年以上未納の状態だったことを知り、そこから国民年金の追納手続きや、iDeCoの開始に踏み出しました。

「もっと早く知っていれば…って正直思ったけど、今からでも遅くないってFPさんが言ってくれて、ホッとしました」

あなたも「知らなかった」で済ませる前に、“今”からできることを始めてみませんか?

 

③ 不安があるならFPに無料相談を

「何から始めればいいか分からない…」という方は、無料で相談できるFPサービスを活用しましょう。

まとめ|未来の自分のために、“今日”動く

年金や保険は「めんどくさいし後回し」で済ませてしまいがち。
でもそれが将来、“もらえない・守られない”というリスクに直結します。

今のうちに小さな一歩を踏み出すことが、未来の安心に繋がります。

▶ 昼職を見据えた準備はこちら

▶ 保険に未加入のあなたへ|“知らないだけ”だった話