結婚相手に選んでいい?お金の不安を見極めるチェックリスト【FP監修】
「この人と結婚していいのかな?」──お金への不安が頭をよぎるあなたへ
「好きだけど、お金のことで将来が不安…」
結婚を考えるタイミングで、こうした葛藤に直面する人は少なくありません。
とくに、金銭感覚・貯金の有無・家計管理の考え方などは、
結婚生活に直結する大事なポイント。
この記事では、FP(ファイナンシャルプランナー)の視点から、
「この人と結婚して大丈夫か?」を判断するための5つのチェックポイントをご紹介。
実際の相談現場で多い悩みや、リアルな体験談も交えながら、
後悔しない結婚に向けた考え方を深掘りしていきます。
✅ チェック①:貯金がゼロなら、理由と改善意欲を確認
貯金がないこと自体が即NGではありません。
重要なのは、その理由と、改善しようという意志があるかどうかです。
例えば、「収入が少なかった」「病気や家族の事情で貯められなかった」など、
背景によっては納得できるケースもあります。
逆に、「使い切っても気にしない」「危機感がない」といった場合は注意が必要。
▼ 詳しくはこちら:
▶ 貯金ゼロの彼と結婚して大丈夫?チェックすべき3つの視点
✅ チェック②:金銭感覚が合うか? or 合わせられるか?
結婚生活では、お互いの金銭感覚が「近い」ことがとても大切です。
- 食事・洋服・趣味にどれだけ使うか
- お金の優先順位(今を楽しむ vs 将来に備える)
- 買い物や旅行の価値観
これらが極端にズレていると、日々の小さな不満が積み重なり、大きな亀裂になることも。
▼ 詳しくはこちら:
▶ 金銭感覚がズレる恋人とどう付き合う?別れる前に考えてほしいこと
✅ チェック③:お金の話を避けずにできる関係か?
「お金の話をするのは恥ずかしい」「喧嘩になりそうで避けたい」
そんな空気があるカップルは意外と多いです。
でも、結婚後はお金が関わる話が絶えず続きます。
話し合いを避けるクセがあると、のちに深刻なすれ違いになることも。
まずは、「家計どうする?」「貯金どうしてる?」というシンプルな話から始めましょう。
▼ 詳しくはこちら:
▶ 結婚前に“お金の価値観”をすり合わせる方法|ケンカしない5つのステップ
✅ チェック④:家計管理の考え方は合っているか?
共働きが当たり前になった今、家計管理のスタイルも多様化しています。
- 完全共同型(お金を全て合算)
- 項目分担型(家賃・食費など役割分担)
- 財布別型(それぞれ自由管理)
どのスタイルが正解というわけではありませんが、
“合わない管理方法”を無理に続けるとトラブルの元に。
▼ 詳しくはこちら:
▶ 結婚後に揉める「家計管理」はどうする?共働きカップルの選び方3パターン
✅ チェック⑤:「将来を一緒に考える力」があるか?
最も重要なのは、「お金の話を、将来のこととして捉えられるか」という視点です。
貯金も家計管理も、すべては「ふたりの未来をどう作るか」という話。
将来の働き方、子どもの教育、老後の備え…
これらを“自分ごと”として語れる人かどうかが、結婚後の安心感につながります。
まとめ|不安を感じた時点で、“見極めるチャンス”
お金の不安は、恋人の人格とは別の問題として冷静に考えるべきものです。
今感じている不安が、一時的なものか?根深い価値観のズレか?
今回の5つのチェックポイントで見極めてみてください。
不安な気持ちを抱えたまま結婚するよりも、
納得して前に進めるように、今のうちに向き合うことが大切です。