夜職卒業したいあなたへ|お金の不安をなくす3つの準備【元黒服が解説】

「夜の仕事、そろそろ卒業したい」
そう思っていても、1番のブレーキになるのは「お金」の不安ではありませんか?

昼職に変えた途端に、生活が回らなくなったらどうしよう。
今の収入に慣れてしまって、節約できる自信がない——

実は、夜職を“後悔なく卒業”するためには、
【3つのお金の準備】がカギになります。

この記事では、夜の世界で7年働いた筆者が、
FP視点で「お金に縛られずに卒業するための準備法」を具体的に解説します。


なぜ夜職を辞めたいのに辞められないのか?【心理と現実】

卒業したい気持ちがあっても踏み出せないのは、あなただけじゃありません。
「なぜ辞められないのか?」を冷静に分析することで、一歩踏み出す勇気が生まれます。

① 昼職との収入差が怖い

  • 月収が30万→18万に落ちる現実
  • 「生活レベルを落としたくない」から抜け出せない

② 何をしていいか分からない不安

  • 昼職にスキルが活かせる気がしない
  • 「稼げるのは今だけ」と思い込んでしまう

③ 誰にも相談できず、一人で悩みがち

  • 家族・友人に打ち明けられない
  • 誰かの成功談を聞く機会がない

夜職卒業前にすべき「3つのお金の準備」とは?

辞めてから考えるのではなく、「辞める前に準備する」ことで、卒業後の不安は激減します。

① 固定費を“昼職モード”に下げてみる

家賃・スマホ代・サブスクなどを見直して、月15万円生活を“試す”期間をつくるだけでも効果的です。

② 生活防衛資金を3〜6ヶ月分つくる

月20万円生活なら、60〜120万円の貯金が目安。
日払い収入をそのまま使わず、封筒や口座で仕分け管理すると貯まりやすくなります。

③ 昼職収入で生活できる“仮転職”をしてみる

短期バイトや副業で、昼職生活を体験してみるのも◎。
「意外といけるかも」と感じたら、それが卒業への自信になります。

夜職→昼職でありがちな“お金の落とし穴”に注意!

お金の準備なしで卒業すると、むしろ大きなストレスに。
よくある失敗を知っておくことで、リスクを最小限にできます。

① 保険証・年金・税金が「後追い請求」される

社保から国保への切り替え忘れで、国民健康保険料が一括で請求されるケースも。
住民税・年金もまとめて来るので、要注意です。

② 貯金ゼロのまま辞めて焦る人が多い

「次が決まってから考えよう」と思っていたら、想定外のブランク。
結果、生活費が尽きて精神的にも追い詰められてしまいます。

③ 収入の落差に“心が折れる”

夜職時代の金銭感覚のままでいると、昼職の給料日にがく然とすることも…。
現実的なラインを想定しておくことで心のショックを和らげられます。

筆者の体験談|黒服卒業を決めた時にやったこと

僕が「黒服を辞めよう」と思ったのは、30歳を目前にした頃でした。

毎月の収入は手取りで67万円前後。
生活には困っていないし、むしろ贅沢な暮らしをしていたと思います。

でも、心の中にはずっとモヤモヤがありました。
このままの生活がいつまで続くんだろう。
昼職になったら、家賃や支払いをどうすればいいんだろう。

「辞めたい」と思ってはいても、不安の方が大きくて、ずっと行動に移せずにいました。

月30万→手取り18万の生活を想定して家計を組んだ

ある日、ふと“昼職になったらいくらで生活することになるのか?”を数字で出してみたんです。

想定したのは、手取り18万円。
正直、当時の生活水準からは考えられないくらい低い数字でした。

でも、その金額で「本当に生活できないのか?」を知りたくて、エクセルで予算を作りました。

  • 家賃:5万円(引っ越し前提)
  • 食費:3万円
  • スマホ・光熱費:1.5万円
  • 交際費・雑費:2万円
  • 貯金:3万円

こうやって数字で出してみると、「あれ?意外といけそうじゃない?」と感じたんです。

副業ブログで収入の柱を育て始めた

収入の不安をなくすために、すぐにできることを探しました。

そこで始めたのがブログです。
夜職の経験や、お金の悩みをテーマに発信を始めました。

収益は最初ゼロ。でも、少しずつ読まれるようになって、
「この経験も“意味があること”だった」と思えるようになりました。

ブログはすぐに稼げるものではないけれど、
自分の“次の武器”を作っている感覚が、心を支えてくれました。

人に相談できる環境を持った

もうひとつ、大きな転機だったのは「人に相談できたこと」です。

最初は誰にも言えませんでした。
「夜職を辞めたい」なんて言ったら、笑われるかもしれないと思って。

でも、同じように卒業を考えていた知人に話をしてみたら、
「実は私も…」と返ってきた。

そのとき、「一人じゃない」と思えただけで、すごく気持ちが軽くなったんです。

その後、SNSで同じような人たちと繋がったり、
FP資格の勉強をしている仲間と情報交換したり、
“前に進んでる人たち”の存在に支えられました。

夜職卒業は“自分らしく生きる”ための選択肢のひとつ

夜職で働いた経験は、決して“無駄”でも“恥ずかしい”ことでもありません。

でも、心が疲れていたり、これからの人生を考え直したいと思ったとき、
卒業という選択肢が「怖くないもの」になる準備が必要です。

この記事を通じて、自分の人生を主体的に選ぶ力を取り戻してもらえたらうれしいです。


▼ 卒業後の生活を支える“積立と投資”

夜職卒業を見据えるなら、
収入を「稼ぐ→貯める→増やす」に変える視点も欠かせません。

▶ キャバ嬢の引退後に備える「積立と投資」の始め方

まとめ|辞める前の準備が、自由な未来をつくる

夜職を卒業したいと思っている人は、本当にたくさんいます。
でも、“お金の不安”があると、なかなか踏み出せません。

だからこそ、辞める前にしっかり準備をしておくことが大切です。

このブログでは、夜職の方に向けて、
税金・貯金・転職・保険などのリアルなお金の知識を発信しています。

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