金銭感覚がズレる恋人とどう付き合う?別れる前に考えてほしいこと【FPが解説】

「この人と結婚して大丈夫?」お金の価値観で悩むあなたへ

デートのたびに「また奢り?」「そんな高い物、今買う?」と
心の中でモヤモヤしていませんか?

金銭感覚のズレは、結婚後に深刻なトラブルになることも。
とはいえ、今すぐ別れるのも不安…。
そんなあなたのために、ファイナンシャルプランナー(FP)視点で、
金銭感覚の違いをどう見極め、どう向き合うべきかを解説します。

そもそも「金銭感覚のズレ」ってどこから?

  • 収入に対して支出が多すぎる(浪費型)
  • 貯金ゼロ、あっても増やす意識がない
  • 借金があるのに危機感がない
  • 金額より“見栄やブランド”を優先する

こうしたズレは、恋人時代は我慢できても、
結婚後の家計・将来設計に大きく影響</strongします。

【体験談①】彼の浪費癖に限界。冷静に判断できた理由

まなみさん(29)アパレル勤務

彼は「今が楽しければOK」タイプで、月の収入の8割は飲み会や服代に。
貯金はゼロ、クレジットカードの支払いに追われてる姿を見て、「このままじゃ共倒れになる」と危機感を持ちました。

FPに相談したところ、家計の見直し表や将来設計を具体的に出してくれて
「私はこうしたい」という未来像が持てました。

感情だけじゃなく、“数字”で考えることが大事だと気づいたんです。

金銭感覚がズレる恋人と付き合う前に、確認したい3つの視点

① 「今」だけでなく「将来の金銭感覚」を話し合っているか?

・どんな家に住みたい?
・子どもは何人ほしい?
・老後に向けて貯金はどう考えてる?

こうした話をする中で、「お金の優先順位」や「価値観」が見えてきます。

② 支出の“見える化”はできているか?

お互いの支出傾向が見えないままでは、永遠にモヤモヤは消えません。
支出をアプリで共有して「何にどれだけ使っているか」を可視化しましょう。

📱 家計簿アプリで“金銭感覚の見える化”を

お互いの支出傾向を知るには、まず「見える化」が第一歩。
2人で使える無料アプリはこちら:

▶ 家計簿アプリを試す

③ 価値観の違いを“すり合わせ”できる関係性か?

価値観の違いは当然あります。
問題はそれを「話し合いで歩み寄れるか」です。

自分の理想を一方的に押しつけるのではなく、
「2人で納得できるライン」を見つける姿勢が大切です。

【体験談②】彼女の貯金ゼロが不安だったけど…

たくやさん(31)営業職

彼女は収入もあるけど、ほぼ貯金なし。
「自分の給料で生きてるんだから自由でしょ?」と言われて正直ひきました。

でも、一緒に「理想の暮らし」や「5年後どうしていたいか」など話していくうちに、
彼女なりに「貯金って意味あるかも」と変化がありました。

お金のことを“正面から話せる”関係になった今、逆に安心感が増しました。

FPからのアドバイス:ズレがあるのは当たり前。でも“放置”は危険

FPとして多くのカップルを見てきましたが、
金銭感覚のズレは「話し合いで改善できるケース」も多いです。

ただし、以下のような人とは要注意です:

  • 借金を隠す/軽く考えている
  • ギャンブル・浪費を繰り返す
  • 話し合いそのものを拒否する

お金の問題は生活基盤の安全性に関わるので、
「愛情」だけでは乗り越えられないケースもあるのです。

💬 将来設計が不安な方へ|FPに無料相談できます

「この人と将来を考えて大丈夫かな?」という不安がある方は、
一度プロに相談してみるのも手です。

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まとめ|「お金の価値観」が合う人=安心して一緒にいられる人

恋人と金銭感覚がズレていても、
「話し合える・歩み寄れる」関係なら乗り越えられることもあります。

逆に「価値観が合わない+改善の余地がない」場合は、
将来的に結婚や生活に深刻な影響を及ぼす可能性も。

別れる・続けるの判断は、「感情」ではなく
“生活者としての価値観”を軸にするのがポイントです。


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